ボォ〜とするつもりだったけど、最近年のせいか昔の事をよく思い出すので、今だから言える話
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25歳の時、4年間婚約していた彼と婚約破棄し、自分から別れたわりには心がズタズタ、
なんで止めてくれなかったんだ!と相手を責めたいくらいの後悔。って勝手だけど。。。
おまけに電話で別れた。というのも、その頃私はアメリカに留学中で、結婚式の準備もろもろで
3年ぶりに日本に帰った。3年ぶりの広島では、私はある意味ガイジン状態。
あまり日本語を使っていなかったので、どばぁ〜と早口の広島弁で話されると理解出来なかったり、
母の問いかけに無意識に英語で答えて母を泣かせたり。。。
泣く方もどうかと思うけど、「せっかく生んだのにアメリカ人みたいになったぁ。。。」と泣いた。
スミマセン。。。みたいな。あ、ちょっと話がそれました。
で、その頃の日本ばバブル期で仕事も沢山あり、お金のない貧乏学生も3年間もやっていた私には
楽しすぎた。それで、結婚はやはりやめて日本に帰ろう!と思ってしまった。
3ヶ月日本で過ごしてから、ピッツバーグに荷物をとりに戻った。
彼と二人で、どうしてこうなったんだろう。。。と二人で泣いてみても、結局は破局。
デザインスクールの友達が私の送別会をしてくれる事になり、なぜか知らない人の家での
ホームパーティ。日本では考えられないけど。。。。地下室にライブが出来る部屋があって、
友達のパンクバンドが私の送別会でライブをしてくれた。
毎回このパンクバンドが入ったパーティでは何人か必ずダンスで歯を折っているのに、、、
そのバンド!
私送別会?って思うくらい知らない人のほうが多かったけど。これってカレッジのパーティでは普通で
自己紹介して楽しく飲む&騒ぐ。たまに警察が来たりして映画であるハチャメチャパーティさながら。
このパーティもほぼ同じ感じで楽しいはずなのに、私は彼が来るのを待っていて全然楽しく
なかった。それで、すご〜く酔っ払ってしまい、そんな私を心配してくれる男友達のP君が
ず〜と私の後をついてくる事がとってもウザかった。彼的には酔っ払ってるし変なヤツにでも
連れて行かれたら。。。と心配してくれていたのだけど。。。
結局、彼が目をはなしたすきに一人で家の外に出た。
とても気持の良い夜で、酔っ払ってるから熱い身体に芝生の冷たさもちょうど良かった。
そうです、記憶にはないのだけどパーティのあった家ではなく、隣の家の裏庭に入って
寝ていたのです。ありえな〜い! っていうか撃たれるぞ!
朝までぐっすりスヤスヤと寝て、さすがに朝方は寒くて隣に暖かいモノがいたので、抱っことかして
寝ていた。なんとなく目が覚めた時、「ハッ!え、隣にいるのは誰?ここは何処?」と隣のヒト?を
チラッと見たら、金髪?えぇ!そして、思い切って目を開けると隣に大きな犬、
ゴールデンレトリバーが一緒に寝ていたのです。
あぁ〜良かった犬で。いろんな意味で心臓バクバク。
不法侵入で撃たれても、警察呼ばれたもおかしくない状況。。。。
私が動いたので犬も起きて、顔をぺろぺろ舐められた。
まだ朝の6時頃だったので、あたりはシ〜ンとしていた。
犬にお礼を言って、そぉ〜と敷地から出て友達の家まで帰った。
あ、こんな事初めてです。朝起きたら隣に誰がいるか?なんて!!!
いやぁ。。。小さい頃、みんなに自分が犬の時は良い犬だったと語っていたらしい私。
きっと前世の犬時代の友達だった犬に守られたのかなぁな話です。本当は良い話でした。
P君は家に来ていてず〜と待ってくれていた。スミマセン。。。P君はゲイだったのに私の事を
好きになってしまい、自分のアイデンティティが分からなくなった!と、とっても
悩んでいたらしいと後で友達から聞いた。
別に悩まなくても。。。だった私ってとても男らしいじゃないか!って。へへへ。